中部教育学会第69回大会公開シンポジウム (2021.06.20)

中部教育学会第69回大会(名古屋大学)公開シンポジウム

日 付  :2021年6月20日(日)
時 間  :14:00~16:00
参加費  :無 料 (会員以外の方もご参加できます)
事前申込 :要
実施方法 :オンラインセミナー (Zoom Webinar)

公開シンポジウム
「コロナという災禍と祝祭の陰で」
・ 司  会:辻   浩(名古屋大学)
・ 趣旨説明:柴田 好章(名古屋大学)
・ 報  告:石井 拓児(名古屋大学)
・      内田 良 (名古屋大学)
・      生澤 繁樹(名古屋大学)
・ 指定討論:山本 理絵(愛知県立大学)

2020年初頭より我々を突如襲ったCOVID-19によって、3月から3ヶ月間の学校の一斉休校など、我々はこれまでにない体験を重ねてきた。学校や教育関係者の努力によって、「学びを止めない」ために、様々な取り組みが行われている。対面での授業開始後も、三密をさけるために、ペア・グループの学習に制限が加わりながらも、対話的な学びを保障する努力も続けられている。学校行事は中止になったり代替行事になったり、各学校の事情に合わせた決断や工夫が見られる。学校が果たす役割とは何かについて考え、対面でできる教育の良さとは何かを、改めて再確認する機会となった。一方で、 GIGAスクール構想も前倒しとなり、ICTの活用が一気に広がってきた。ポストコロナにむけた新しい試みとして、デジタル・トランスフォーメーション(DX)に注目が集まっている。こうした新たな試みは、未来の教育の姿を予感させるものではあるといえよう。しかし、新たな試みに強い光が当たることによって、渦中にある今の足元の苦しみや辛さをありのままに見つめ語り合うことを遠ざけてしまってはいないだろうか。本シンポジウムは、コロナいうという「災禍」や、コロナ禍への対応によって生じている「祝祭」の陰で起きている現実に迫りたい。

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https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_AWzbgMiARr-zdQOVHTYitw
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